HOME > きもの > 夏のこしらえ

夏のこしらえ

2012-07-04 水曜日

きもの

着物で生活していますと、よく「夏は暑くないですか」と聞かれます。

もちろん夏は暑いですが、肌着に少し工夫すると、意外と快適に過ごすことができます。

私は一年を通して、肌襦袢・すててこ・半襦袢・東スカートを、着物の下につけています。
着ている枚数は同じなのですが、夏場の肌襦袢は綿クレープ、綿麻、絹綿など。
すててこは綿クレープか平織りの綿、または洗える絹のもの。
半襦袢は身頃がさらしで、袖が東レシルック絽あるいは爽竹。
東スカートは年間同じ、腰布がさらしで裾がベンベルグです。夏物の絽の東スカートは二重になっているし透けますので、体感温度は変わらない冬物を一年中つけています。
私は襦袢は二部式を愛用していますが、もし長襦袢を着られる場合は、麻や爽竹、また洗える絹の絽も市販されているようですので、おすすめです。

夏は肌着をさらっとした素材にするだけで、かなり涼しく感じます。
そして、すててこは必須。膝裏の汗が吸い取られるだけで、これだけ快適になるかと多くの方が驚かれます。

洋服でもブラジャー、ガードル、ストッキングなどをつけることを考えると、肌にあたる部分がすべて天然素材である着物は、実は夏に向いているように思います。
帯を巻くので、冷房のよくきいた室内では冷えから体をまもることができますし、また室外では体を覆っていますので日焼け防止にもなります。

礼装でなければ、ぜひブラジャーや補正をせず、涼しい工夫をして夏着物を楽しんでみてください。
着つけのときは多少暑いと思われるかもわかりませんが、袖口から風が通りぬける感覚など夏ならではの着物の心地よさを感じていただけると、とっても嬉しいです。

ブログ記事一覧へ
コメントする
お名前*
E-mail*
URL
コメント*
 

PAGE TOP