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あこがれのお太鼓

2009-05-17 日曜日

きもの

親の好みで、10代の頃はお太鼓でなく、必ず文庫結びでした。
小紋だったら袋帯で文庫、ウールや紬だったら半幅帯で文庫。
早く大人になってお太鼓をしたいな・・・と思ったものです。

大学入学でひとり暮らしをすることになったので、母からお太鼓の結びかたを習いました。
はじめて自分でお太鼓を締めたときの嬉しかったこと。

あれから20年経ち、お太鼓にはすっかり慣れましたが、はたして大人になったかは??疑問です・・・。

着物用に

2009-05-07 木曜日

きもの

今日からお仕事の方が多いのでしょうか?
私は教室の仕事はしばらくお休みだったのですが、何かとばたばたしまして、あっという間にGWが明けた気がしています。

ところで先日行った無印良品で、良いものを見つけました。
♪♪♪
上半身は衿ぐりが深く、袖がついていて、裾は滑りのよい素材でできていて。
着物用肌着として、とても優れていると思います!

ぜいたくを言えば、もう少しすそが長いとさらに良いと思うのですが・・・。
色は3種あるようですが、ベージュでしたら、白っぽい浴衣の下に着ても透けにくくて便利なのではないでしょうか。

「ちりよけコート」はおすすめ

2009-05-04 月曜日

きもの

正絹の着物の場合、室外では「ちりよけコート」を羽織られるとよいかもしれません。
「ちりよけコート」とは、防寒や雨用以外のコートで、単か、今からの時期でしたら薄物のもの。
ひざ下丈が一般的ですが、私は全てすそまでの丈にしています。

先日、1日外を歩いたのですが、帰ってみると足袋が真っ黒。
これだけ埃をかぶっているんだと思うと、汚れ対策が必須だと再認識しました。

コートはポリエステルの単、あるいは薄物で仕立てておくと、家でも洗えるし、急な雨のときでも安心です。

旅行中の着物

2009-04-29 水曜日

きもの

ランウエアとパジャマ以外には洋服を持っていないので、旅行や出張も着物になります。

2~3日程度でしたら下着類のみ日数分用意し、着物や帯は同じものを着続けるので、荷物はかなり少ないです。
着物一式を別に持つとかさばりますが、着て行くなら、意外と身軽に移動できます。

よく着物雑誌などに書いてありますが、旅行に向くのは、やっぱり大島でしょうか。
軽いので疲れにくいし、しわになりにくく水にも強い。
カジュアルだけどレストランや観劇にもOKなので、式典に出席するのでなければ、TPOもある程度カバーできます。
大島以外でしたら、できるだけ軽めの紬がよいように思います。

それから、雨具は必ず用意するようにしています。
旅先ではいつ天候が変わるか、わからないので。
化繊のちりよけコートあるいは携帯用の雨コート、そして草履カバーは必須です。

襦袢の種類

2009-04-18 土曜日

きもの

襦袢には、長襦袢、うそつき襦袢、筒袖の襦袢などの種類があります。

それぞれ特徴がありますが、私がふだん愛用しているのは、うそつき襦袢か筒袖の襦袢。
どちらも上下に分かれたタイプで、一番の利点は洗濯機で洗えることです。

うそつき襦袢は、袖、裾が襦袢生地で、半襦袢の身頃と裾よけの胴回りが木綿地でできています。
筒袖の襦袢は、名前の通り袖の振りが無く、筒状の袖口にレースなどがついています。

私は、正絹の着物のときはうそつき襦袢、木綿や麻の着物のときは筒袖の襦袢を着ています。
裾よけは、どちらの場合も「東スカート」とよばれる、筒状にマチがついたもの。
お手洗いのときに便利ですし、裾がはだけにくいので、自転車にも乗ることができます。

長襦袢を着ることはほとんどないのですが、たまに着ると「お洒落した」という気持ちになりますね。
実用目的ならセパレートタイプのうそつき襦袢か筒袖の襦袢、お洒落したい気分のときは長襦袢と、着分けてみるのもいいかもしれません。

夏日の着物

2009-04-11 土曜日

きもの

まだ4月半ばだというのに、夏日。
今日も暑い日でしたね。

いつから単衣を着るかは、GW明けからとか、6月1日からとか諸説ありますが、私は「袷の着物が暑くなったら」で良いと思います。
礼装や気の張る集まりにはこの限りではないですが、普段楽しむ場合でしたら、ご自分の体感温度に忠実にすれば大丈夫なのではないでしょうか。

ただいくら暑いからといっても、この季節に薄物は少し早い気がします。
日差しや空気感がまだ夏に成りきっていないので、薄物の着物には違和感があると思うんですよね。

明日も暑いそう、私は今年初の単衣の着物を着ようかなと考えています。

入学式の着物

2009-04-03 金曜日

きもの

そろそろ入学式のシーズンですね。

先日、入学式に黒地の訪問着はOKですか?とのご質問がありました。

洋服では、例えば結婚式には白地を避けるのがエチケットですが、着物の場合は、特定の色を避けなければならないということは無いようです。
ですから結婚式に白地の訪問着や付け下げを着られても大丈夫ですし、式典に黒地のものを着られても問題はありません。
着物の場合は、色よりも、相応しい柄や格であることが大切になるのですね。

唯一、宮中では黒は禁色だそうで、例えば叙勲のときなどには黒以外の江戸褄が正式だそうです。
ご参考まで。

春なので

2009-03-30 月曜日

きもの

桜もちらほら咲き始め、いよいよ春到来ですね。

この時期、着物も明るい色が着たくなります。
白が混ざった、きれいな色が春の空気感と合いますね。

着物と帯がシックな色でも、帯締めと帯揚げなどの小物類を明るい色にすると、かなりイメージは春らしくなります。
四季があいまいになってきている現代だからこそ、季節のおしゃれを楽しみたいなと思います。

街へ出ると

2009-03-26 木曜日

きもの

卒業式シーズンもそろそろ終盤、街へ出ると必ず幾度かは袴姿の方をお見かけします。

今は髪型も着物も華やかな雰囲気が主流なので、袴姿の女性が居ると、ぱっと花が咲いたようになりますね。
着物ってやっぱり良いなあと思います。

「袴は本来きりっとしたものだ」という考え方もありますが、髪に大きなコサージュをつけて、レースやパールを衿にあしらった今年の袴姿も、自由な感じで可愛いですね。

ウールの着物

2009-03-05 木曜日

きもの

もっと着る方が増えればよいなーと思うのが、ウールの着物です。

軽くて暖かく、しわになりにくい。
手入れはドライクリーニングでOK、冬でも単仕立てなので縫い賃もリーズナブル。
ふだん着物にはとても適している素材だと思います。

ただ、ウールの着物はバブル期に一気にすたれてしまったので、新しい反物が極端に少ないのです。
1960~70年代はウール全盛でしたから、とてもお洒落なものが多いのですが、最近はとにかく出回っている数が少なくて。
素敵な柄の反物がたくさん織られると、きっと着たいと思われる方が増えるんじゃないかと思っています。

「ウール着物は、どれくらいの格ですか?」とよくご質問いただきますが、私はいつも「ジーンズくらい」とお答えしています。
ウール着物は「家庭着だから外出してはいけない」と言われる方もいらっしゃいますが、現代はカジュアル化していますから、ジーンズで行ける場所でしたら、ウール着物でお出掛けして大丈夫ですよ。

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