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コート考

2008-12-25 木曜日

きもの

着物用のコートを仕立てられるのでしたら、まず1枚目は化繊で単のロングコートをおすすめしています。

衿は、私は打ち合わせ式(着物と同じかたち)が好みですが、道行や被布のかたちでも。
化繊で単ですと夏以外のスリーシーズン着られますし、雨コートとしても使えます。
対丈(裾までの丈)にしておくと、着物の汚れを全く気にしなくてよいので、とても重宝いたします。

あとは紬の袷、ウールの単のコートもよく着ています。
紬のコートは、普通のコート丈でしたらカジュアル着物のときにしか着られませんが、対丈でしたら着物がすっぽり隠れてしまうので、私は礼装のときにも気にせず着ます。
ただ袷のロングコートは、裏地が2着分必要なのでご注意を。
ウールは冬の普段着用に、軽くて暖かくておすすめです。

対丈のコートは、全て着物の反物から作ります。
コート用の生地から選ぶよりも、随分種類も多いですし。
お店で「この生地はコートに向きますか?」と相談されるとよいのではないでしょうか。

ちなみにウールの反物は、私はデッドストックで探します。
新しいウールの反物って、本当に少ないのですよね。
ちょっとさびれた感じの(失礼☆)商店街の呉服屋さんの店頭ワゴンなどに、今では見られないようなお洒落なウール生地が、びっくり低価格で置いてあることも。

羽織や洋服地のコートも素敵ですが、実用的な対丈のコートも、ぜひ試してみてくださいね。

クリスマスプレゼント

2008-12-24 水曜日

日記

あんまり年末の自覚が無いまま、早くも今日はクリスマスイブなのですね。
皆さまどんなイブを過ごされていますか?

毎年、なんとか無事に1年仕事をさせていただけたという記念に、自分へ何か買うことにしています。
かばんだったり、指輪だったり。
あまり実用品でなく、趣味的なものを選ぶことで、少しだけ特別感を持たせています。

今年はこれに。

大槻能楽堂の全15回企画公演の通しチケットです。
毎回指定した同じ席で観ることができるというもの。

これを楽しみに、来年も頑張って仕事します!

楽正先生

2008-12-23 火曜日

伝統芸能

少し日にちが経ってしまいましたが、上方舞の名手・山村楽正先生がお亡くなりになりました。

テレビ「素人名人会」審査員の踊りのおっしょはん、というとご存知の方も多いと思います。
実際にお目にかかったのは山村流の名取式のとき、それから師範試験のときでしたが、小柄でいらっしゃるのに圧倒的な存在感で、とてもまぶしく感じました。

楽正先生の舞台で特に印象に残っているのは『ぐち』。
素(かつらや衣装をつけないこと)で舞われたのですが、しみじみと静かで、でも芯熱のようなものがあって、涙が止まらなくなったのを覚えています。

上方舞の大きな灯が、ひとつ消えたような気がしています。
ご冥福をお祈りいたします。

毎朝ヨガ

2008-12-22 月曜日

日記

今月からヨガを始めました。

週1回の教室だけでは物足らず、書店でDVDを買い込んで、自宅でも毎朝ヨガ。
はまりやすい性格なので、いつもヨガしたくって仕様がない・・・という状態です。

日々忙しいと、どうしても体が緊張しています。
ヨガではゆっくり呼吸しながら、体を「ゆるめる」作業をしているのだと思いました。
リラックス効果が高いし、気持ちまでニュートラルになる気がします。

体を意識して動かすことで、実は気持ちのメンテナンスができるのかもしれないですね。

体型補正について

2008-12-21 日曜日

きもの

基本的に、ふだんは体型補正をせずに着物を着ています。
面倒だし、特に必要性を感じないからです。

体型補正をした方がいいのは、まずは礼装時。
写真に撮る場合は、確かに着物に皺がない方が美しく見えるかと思います。
だから着物のグラビアは、本当に皺なく着せておられますよね。

それから体型的に補正したほうが楽だという方もいらっしゃいます。
とても華奢で、胸紐や腰紐が骨に当たる・・・などの場合です。
でも、これは紐の締め方を工夫することで、解決することも多いです。

あとは、やはり体型的に着崩れしやすい方の場合。
ウエストと腰の寸法差が大きいと腰紐が安定しにくいですし、また胸まわりが薄いと衿がはだけやすいということがあります。
こちらの場合は、やはり少し補正した方が着ていて安心だと思います。

でも、多くの方にレッスンをしてきて、本当に補正が必要だなと思う方は意外と少ないです。
礼装や、着付師としてお客様に着付けするときは補正は必要ですが、ふだんは少々着物に皺があっても、それはそれで味があるものだと思うんですよね。

動いている「人のからだ」は美しいので、からだに沿ってできるドレープも自然で美しいと思います。
グラビアは「着物」を美しく見せるものなので、だから皺もない方が良いとされていますが、実際にご自分でふだん着られる分には、からだを主体にして、不自然に補正もされない方が素敵なのではないかなという気がしています。

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